ピンクゴールドリボン運動助成金について
一般社団法人日本動物保護センターは、飼育放棄等で保護された犬や猫などの保護動物を家族として迎えることを促進する「ピンクゴールドリボン運動」を行っています。
保健所や動物愛護センターから動物を引き取り、保護している民間の団体を助成金により支援し、協力して保護動物への理解と普及を推進しています。
最終的には、殺処分を無くし、動物を保護する必要のない社会を実現することを目指しています。
この助成金は、殺処分を無くし、たくさんの犬や猫、その他の動物たちを助けたいという思いを持った方々からのご寄付で成り立っています。
その思いを理解し共有していいただける動物保護団体を募集し、助成金による支援を行います。
今回、助成金の対象費用に『ホームページ新規開設費用』を新設しました。
応募条件の一つに「ホームページを運営していること」がありますが、過去の応募では残念ながら多くの団体がこの条件を満たしていませんでした。
そこで、ホームページを新規開設し運営を継続していく団体に対して、開設費用を助成いたします。ホームページ開設を検討されている方はぜひご応募ください。
応募対象
以下のいずれかに該当する団体(法人、任意団体問わず)
- 自治体の動物愛護センターで収容されている犬・猫を直接譲渡することができる譲渡団体(登録団体)
- 第二種動物取扱業に登録している非営利団体
以下の要件をすべて満たしていること
- 団体名義の銀行口座を所有していること
- 反社会的勢力と一切の関係を持っていないこと
- 過去1年以上、犬や猫、その他愛玩動物(ウサギ、小鳥など)の保護や譲渡活動を継続して行っていること
- 団体の紹介や活動内容を掲載しているホームページ、ブログを保有していること(Instagram、XなどのSNSのみは不可)
※ただし、対象費用で『ホームページ新規開設支援』を希望する場合を除く - 過去に行政からの勧告、処分等を受けておらず、補助金や助成金の受領について不正や事故を起こしていないこと
- 過去に行政や自治体、他の団体、または地域の方とトラブルを起こしていないこと
- 営業中のペットショップやブリーダーから譲り受けた動物を飼養、譲渡していないこと
以下の内容を遵守できること
- 申請内容に虚偽がないこと
- 活動時の写真を掲載した年2回以上の活動報告書の提出
※交付から半年後に中間報告書、1年後に最終報告書を提出 - 助成金の使途を記載した収支報告書、請求書・領収書(コピー)の提出
- 問合せ、質問、アンケート等への回答
- 当センターからの連絡や取材に対して誠意をもって返信、対応していただけること
助成金の支援対象期間は、交付日から1年間です。
その期間中上記の事項は義務となります。
採用決定後、上記に関する「誓約書」の提出をお願いいたします。
誓約事項を守れない、活動の実績がない、期限内に活動報告書・収支報告書の提出がない、返信・回答を求めるものに対応がない場合、助成金の返還を求めます。
助成内容
2種のうちいずれかを応募フォームで選択してください。
下記1、2両方への応募はできません。
1.動物の保護や飼養に直接関係する費用
助成金額
上限30万円
対象期間
助成金交付から1年以内に支払いが完了したもの
対象となる費用
- 原則として動物の保護や飼養に直接関係する費用
- 消耗品とフードなどの組み合わせも可能
- 単体で10万円を超える物品やサービス、改装費等は見積り、カタログ、商品掲載ページなど金額がわかる資料を提出してください。
- 希望する物品やサービスが下記表に記載がなく、該当するか不明な場合はお問い合わせください。
№ | 主な費用 | 具体例 |
---|---|---|
1 | フード | 一般用、年齢別用、症状別など |
2 | 消耗品 | 猫砂、ペットシーツ、シャンプー、タオル、カイロ、ケア用品 |
3 | 飼育、保護用品 | ゲージ、キャットタワー、ペット用トイレ、キャリーケース、ペット用バリカン、犬猫用おもちゃ |
4 | 譲渡会、啓発活動 | チラシ・ポスター印刷費、参加費、会場代、設営費、のぼり制作費、撮影機器(カメラ、ビデオ等。スマートフォン、タブレット等撮影以外の機能が主となるものは除く) |
5 | 医療費、マイクロチップ装着費 | ケガ・病気治療・手術代、健康診断費、ワクチン接種、医薬品(フィラリア予防、ダニ駆除含む)、不妊去勢手術代、マイクロチップ装着費用(登録料含む)、獣医師による往診費用(診療費以外に追加される場合) ※ 特定の動物個体に対する手術代、治療費は1頭あたり上限5万円まで ※ 地域猫への医療費も含む |
6 | 地域猫活動費 | 捕獲器、ハウス・トイレ設置、ビブス・腕章制作費、チラシ・ポスター制作費、勉強会開催費(会場代、チラシポスター)、医療費(上記5参照) |
7 | 設備費 | 空気清浄機、脱走防止器具、改装費(要見積) |
2.【新設】ホームページ新規開設費用
対象者
- 応募時点ではホームページを開設していないが、団体専用のホームページを業者へ委託制作または自作して有料サーバー上に開設し、継続して運営する意思のある団体
- 応募時点では無料で利用できる簡易的(ID、パスワードの登録のみで使用できるもの)なホームページまたはブログを利用しており、新規に上記1に該当する方法でホームページの開設を希望する団体
助成金額
上限10万円
対象となる費用
希望する費用が対象となるか不明な場合は、必ず事前にお問合せください。
- ホームページ制作会社への新規製作委託費用(毎月の定期更新費用、仲介業者経由は除く)
- デザイン外部委託費用(上記1に含まれる場合を除く)
- サーバー利用料(初期費用、初年度年間利用料)
- ドメイン取得料(初期費用、初年度年間利用料。上記3に含まれる場合を除く)
- その他必要と認められる費用(自主制作の参考書籍など)
認められない費用(上記1,2共通)
応募方法
応募期間
2024年11月26日(火)~2025年1月15日(水)
応募方法
- 応募フォームへ必要事項を入力してください。送信完了後、自動返信メールが送信されると応募完了です。JAPCからのメールを受信できるように設定してください。当センターからの連絡は、全て電子メールにて行います。
- 必要書類の不足、応募フォームへの記載内容の不備、または記載内容が趣旨に沿っていないような場合、当センターから内容不備についての連絡は行わず審査の対象外となります。
- 活動が掲載された広報紙や新聞等の資料の提出は任意です。電子メールに添付して送付してください。
- 締切日までは応募内容の訂正を受け付けます。
- お問い合わせは電子メール、お問い合わせフォームからご連絡ください。
- 不明な点はQ&Aも参考にしてください。
- 受領したデータは、今回の助成金の選考および助成金の実施の目的にのみ使用します。
提出書類
応募フォームまたは電子メールにより、下記の書類をPDFで提出してください。
1、2はすべての団体で必須、3は該当する場合必須、4は任意です。
※応募フォームからのアップロードは容量上限が各2MBまでです。超過する場合は電子メールに添付して送付してください。
1.【必須】前年度決算書等
法人種別により下記のいずれか
一般社団・財団法人 公益法人等 | ・2023年度(前年度)の貸借対照表、損益計算書 ・当年度予算書 |
NPO法人 | ・2023年度(前年度)の貸借対照表、活動計算書 ・当年度予算書 |
任意団体 (法人格のない団体) | ・2023年度(前年度)の収支計算書(貸借対照表、活動計算書でも可) ・当年度予算書 |
2.【必須】資格等証明書
下記のいずれか
自治体に譲渡団体として登録されている団体 | 登録証(自治体が発行しているもの) |
第二種動物取扱業団体 | 第二種動物取扱業登録証 |
3.【該当する場合必須】見積書
購入店舗またはサービス委託先が作成したもの。
オンラインで物品を購入する場合や、ホームページ開設費用としてサーバーやドメイン取得費用を申請する場合は、利用する事業者webサイトの商品、料金ページのPDFや簡易見積(自動で取得できるもの)PDFでも可。
4.【任意】団体の案内、紹介など
団体が発行する広報紙やリーフレット、活動が掲載された記事(web上の記事URLでも可)など
結果通知
2025年2月下旬までに電子メールにてご連絡予定です。
ピンクゴールドリボン運動について
日本動物保護センターが行う保護動物の理解と普及を広める啓発活動「ピンクゴールドリボン運動」では、一緒に活動していただける団体も募集しています。皆さまの通常の活動やイベントの際などに併せてこの活動を行っていただける場合、のぼりやジャンパー、募金活動用のピンバッジ、配布用のステッカー、リーフレット等の販促物をご提供いたします。
応募フォーム
- 送信ボタンを押下後、画面が更新され「ありがとうございます。メッセージは送信されました。」と表示されます。
- 正常に送信された場合、自動返信メールが団体代表Eメールアドレス宛に送信されます。入力された内容をご確認いただき、誤りや修正がある場合は速やかにご連絡ください。
- 自動返信メールは代表のアドレスに送信されます。連絡用メールアドレスには送信できませんのでご了承ください。
- エラーメッセージが表示される場合は、必須項目の未入力や添付ファイルの容量超過がないかご確認ください。
- 提出書類のサイズが大きくアップロードできない場合は、電子メールに添付して提出してください。提出先メールアドレスは自動返信メールに掲載しています。